寝不足は美容の大敵!シンデレラタイムの睡眠で美肌・肌育を

睡眠と美肌美肌・肌育と睡眠は切っても切り離せないもの。

夜10時から深夜2時まではシンデレラタイムと言って、表皮基底層で細胞分裂が行われます。つまり新しい肌が作られる時間と言う事なのですが、ただその時間になると作られるのではなく眠っていることがとても大切だといわれます。
では、時差のあるたとえば、地球の裏側の国では?という単純な疑問もわきますが、やはりその国の10時から2時。何だか不思議ですが、これはDNAが深くかかわっているのだそうです。
ニキビに悩む女性にたくさんお会いしてきましたが、規則正しい睡眠がしっかり確保できているときは確実に改善の度合いが早いです。 
では、なぜシンデレラタイムに寝ていると肌に良いのでしょうか?
実は、脳の中には松果体という睡眠と、覚醒をつかさどる(サーカディアンリズム)ホルモンを放出している場所があり、眠りにつくころからメラトニンというホルモンを出しています。

実はこのメラトニンが美肌作りにとても大切な役割をはたしてくれています。

メラトニンと肌との関係

「質の良い眠り」などと近頃話題になることも多く、体力の回復や恒常性を維持するために眠ることは不可欠ですが、今回は肌との関係をお話ししましょう。
先ほどお伝えした様に、シンデレラタイムに眠っていると肌育ホルモンが分泌されるのですが、では仮に夜更かしをしているとどうなるのでしょか?睡眠が不規則になると、脳内視床下部の下垂体というところから(MSH)メラノサイト刺激ホルモンというホルモンが出てしまいます。メラノサイト刺激ホルモンというのは、文字どおり表皮基底層にあるシミを生み出す親玉(メラノサイト)を刺激しメラニン(シミ)を肌表面に向かって放出します。
本来メラニンというのは、紫外線から肌を守るために表皮細胞が日傘をさすというイメージなのですが、メラトニンとメラニンの関係も覚えておくといいでしょう。
ですから、紫外線を浴びなくてもシミができるというのはシンデレラタイムにきちんと寝ていない事が大きな原因だと考えられます。
さらにこのメラトニンというホルモンは、体内の酸化を抑える働きもあります。つまりアンチエイジングですね。
また、睡眠不足になると皮膚温が下がります。皮膚温がさがると言う事は血流が悪くなっていると言う事です。
毛細血管から与えられる血液によって酸素と栄養をもらっている肌細胞は、当然酸素と栄養が不足するわけですから、クスミや、クマといったトラブルにもなる訳です。 

その他の肌トラブル

お肌のトラブル寝不足が続くと当然疲労物質がたまりストレスとなります。
人間はストレスを感知すると(無意識でも)抗ストレスホルモンが出てストレスに立ち向かおうとするのですが、この抗ストレスホルモンには男性ホルモン(ニキビの原因の一つ)が含まれていたり、脂質を材料にしていたりするので、ストレスを感じるとニキビが出るとも言われております。また、抗ストレスホルモンを出す指令が出る(刺激ホルモン)と同時に、前にお話ししたMSH(メラノサイト刺激ホルモン)もひっぱっり出されてしまう(脳の同じ場所がつかさどるため)ともいわれています。
結果 睡眠不足はシミ、くすみ、ニキビ、老化等様々な肌への悪影響が出てしまうといえるでしょう。
現代の女性は仕事や、家事、子育てと忙しくされている女性が多く、10時に寝ましょうと言っても難儀だと思いますが、美肌作りの基本でもある睡眠の優先順位を是非少し上げてみてはいかがでしょうか? 

おまけの話

数年前ですが、スーパーの店頭によく眠れる牛乳として、メラトニン入りの牛乳が売られているのを見かけました。
夜中入眠中、メラトニンが放出されている時間の牛から搾乳した牛乳だそうです。
眠っているのに搾乳される牛も気の毒ですが、効果のほどはどうだったのでしょうか?
価格はかなり高価だった気がします。
また、アメリカでは30年以上前から一般的にメラトニンという錠剤が売られておりました。
含有量も様々で、ビタミン剤感覚で売られていますが乱用による問題もあるようです。日本ではホルモン剤の規制はまだまだ厳しいですね。

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上岡優子プロフィール 

上岡優子

  • ・AEA 日本エステティック業協会 認定講師
  • ・シデスコ インターナショナル エステティシャン
  • ・AEA インターナショナル エステティシャン
  • ・株式会社トラストウィングス 美容顧問 http://www.trustwings.com/
  • ・株式会社U・T・P 美容顧問 http://www.utp.co.jp/
 

2014年7月22日

カテゴリー : ブログ